ストーカー対策・嫌がらせ対策・業務妨害対策

ストーキング対策・嫌がらせについて(実例)
盗聴盗撮はストーキングや嫌がらせを行うときに、利用される場合が多々あります。

また、被害者は実際にこれらがつけられていなくても、相手が自分の事をいろいろと知っている、或いは知っているような気がするために、盗聴器・盗撮カメラの存在を気にされます。

弊社の盗聴盗撮発見調査においても、特に女性の方の場合、ストーキングの被害を訴えられることが大半です。

ここでは、これらの例を4つあげて、簡単に説明します。

尚、個人・会社が特定されるような部分には、修正を加えています。
また、これらの情報はあくまでも依頼者側の一方的な話を元にしているため、実際とは異なっている可能性があります。

また、弊社対応策に関しては、今後の調査に支障をきたす恐れがあるため、一部削除しています。

CCDカメラによる対策・解決例は防犯監視カメラ設置例をご参照ください。


CASE-1
大阪市内在住。
主婦。
夫・子供3人の5人家族。
一戸建。

現象
  1. 深夜、家の壁(側面)をたたく。一度たたいている所をご主人が見つけるが、塩化ビニルパイプを残して逃げ去る。暗闇のため、相手確認できず。
  2. 夜中に家の壁から強烈な低周波音を流されることがあり、子供の体の調子が悪くなる。
  3. 買ってきたばかりのバラの鉢植えの茎を全て折られる。(子供の手が届く所ではない)
  4. 不在中に居間のテレビのスイッチが壊される。
  5. 冷蔵庫の位置がずれている。
  6. 家を出るといつもその男の姿が見えるので、盗聴器が付いているのではないかと疑う。
1.3.については、明らかに何者かが、嫌がらせをしていると考えられる。
2.については、他の要因も考えられるため何ともいえない。
4.5.により、室内にも侵入されているようだと訴えるが、何ともいえない。

奥さんによると、犯人は平日の昼間、近辺をウロウロしている男性の可能性が大きいという。
警察に相談したところ、警察もこの男についてはマークしているようで、また近辺の小学校からも警察に連絡がきているとのこと。
この男に対して、警察は何度か話を聞きに行っているようだが、具体的な証拠が無いためにそれ以上の行動がとれない。

弊社の対応策
その後

その後しばらく連絡が無かったが、現在は全く被害が無く通常の生活をしているとのこと。


CASE-2
大阪府内在住。
独身女性。
マンション。

同棲していた男性が、実は嫁・子供がいることが解り最近別れたが、その夫婦から嫌がらせを受ける。

現象
  1. 夫婦で家にきて、「ドアを開けろ」とい言いながらドアを蹴りまくる(2度)。警察に通報し警官が来るが、反対に警官が問い詰められ、身元確認もせずに警官は夫婦を追い返しただけで帰る。
  2. 駐車場に停めている車に生卵をぶつけられていた。
  3. 時間を問わずにいやがらせ電話がかかってくる。電話番号変更。
  4. 同棲が始まった頃、その男は留守番電話機を持ち込み、現在もそれを使用。
嫌がらせが始まる前に、電気スタンドだけを取りに来たのが、非常に不審だ(盗聴器が仕込まれていたのでは)と依頼者は言う。
4.より、リモート操作で留守電内容を聞かれていた可能性有り。また、ルームモニター機能も付いていたため、室内を盗聴されていた可能性もあり。

弊社の対応策
その後

現在裁判係争中との連絡有り。
相手側から訴えられた裁判(不倫に対する裁判ではない)のため、依頼者の女性は弊社に対して全てを語っていないと考えられる。相手側の目的が、弊社には不明。弊社としては、必要以上に首を突っ込むことは控えているし、またその女性の新しい電話番号も聞いていない。


CASE-3
大阪府内。
企画会社。
大型雑居ビル。

以前勤めていた男性から様々な業務妨害を受ける。

現象
  1. 嫌がらせ・無言電話が多い。(会社・家共に)
  2. 複数の取引先に対して、信用をなくさせる様な電話を入れられる。
  3. 業務上必要な種々機器の契約を勝手に解約される。
  4. ドア郵便受けから灯油を流し込まれる。
  5. 仕事内容(請け負った契約内容)が完全に相手に漏れている。
この会社(本社)は社長夫婦と1人の若い女性の3人で営業している。
以前は1人男性社員がいたが、素行が悪いためクビにした。この男性が上記嫌がらせを行っている。
当然、この男は業務に関することは細部まで知っており、その知識を元にこれらの行動をとっている。
当然ドア鍵は変えているが、あまりにも詳しく最近の業務内容を知っているので盗聴されていると確信。
この様な業務妨害によって、既にかなりの金銭的損害を受けている。

弊社の対応策
その後

半年ほどして社長から電話連絡あり。
興信所を使い半年かけて調べたところ、社内の女性が協力していたことが判明。
この女性は単に利用されていただけではなく、この女性自身もかなりの悪で、男性をあおっていたということも判明。
以前から男性と恋人関係にあったことは、社長夫婦も知らなかった。

この女性は弊社が調査に伺った時には、お茶をだして頂いたり、盗聴に関してのお話もいろいろとした。全く普通のOLといった感じて、弊社担当者も全然疑いを持たなかった。逆に、澄んだ綺麗な目が印象に残っている。
それにしてもこの女性には、弊社が盗聴器の発見調査を行っているのが滑稽に映ったことだと思います。

冗談半分に社長が最後におっしゃったことは、
「もしあの女に手を出してたら、今頃会社乗っ取られとったやろなぁ」


CASE-4
大阪府内。
一戸建。

ある男性とトラブルがあってから、車などを破壊される。

現象
  1. 自宅駐車場に停めている車のフロントガラスを叩き割られる。
  2. 1年半後、再度車のフロントガラス・車体を壊されると共に、玄関ドアも叩き壊される。この時、逃げていく犯人の後ろ姿を目撃。
この件に関しては盗聴は直接関係ないですが、嫌がらせの例として取り上げます。
この家は郊外の畑などが点在する場所にあり家の周辺も畑で、特に夜間は暗く犯行がしやすい状態にある。
ご主人いわく、「けったくそ悪いので何年かかっても絶対に犯人を捕まえたい」とのこと。

弊社の対応策
その後

2年程経過後、ご主人から録画装置の調子が悪いと言うことで部品交換。
2年間何も起こっていないため、もう必要ないのでは?と訪ねたが、まだ油断できないので継続して監視するとのこと。

その後しばらくして、もう一台の録画装置の調子もおかしくなり、部品交換に伺う。
そこで思わぬ報告を受ける。
数日前の日中に空き巣に入られたが、工具箱を持って庭をうろつく犯人が鮮明に録画されていたためそれを警察に提出、刑事さんも喜ばれていたとのこと。
幸い被害はあまり無かった。

この様に被害を証拠に押さえるには、犯人が再度来るまでひたすら待ち続ける必要があります。
弊社の取り扱ったこの種の件の内、最短で3日目に犯人を捕まえることができたものもありますが、この件の様に長期に渡る場合もあります。。
この件の場合には、目的以外の空き巣の犯人映像を録画する事ができましたが、肝心の車などを破壊した犯人が再度犯行を実行するのを今でも待ち続けておられます。


この様な被害を受けたら
まずは警察に相談してください。
ハッキリした証拠がない限り、警察は捜査・検挙には動いてくれませんが、相談したという事実を残してください。

また、信用できる身近な人にも相談してください。一人で悩み込むと、かなり精神的にまいります。
但し、身近な人に相談しにくい場合もありますし、相談したとしても気のせいだ・妄想だと言って、相手にされない、あるいはあなたが変な目で見られることもあります。
また、相談相手に犯人がいる場合もありますので、注意して下さい。

全て日時・内容などをメモしてください。
また、証拠写真や録画・録音することも重要です。
    CCDカメラによる対策・解決例電話録音機器 をご参照ください。
それらの証拠さえ揃えば、あなたを助けようとする人々は非常に動きやすくなりますし、犯人検挙にもつながります。
但し、身を危険にさらしての行為(おびき出し)などは、絶対に避けてください。
防御を固めると共に、気長に・辛抱強く、証拠を一つ一つ揃えることをお勧めします。