低価格コンクリートマイク・レーザー盗聴器対策用品 ノイズ発生式盗聴妨害装置販売

盗聴妨害装置
盗聴妨害器ラインアップ

盗聴防止機器ラインアップ (全5機種)
RBK1
RBK2
WBK4
WBK6
WBK8
本体内蔵スピーカ 1 1 0 0 0
外部スピーカ
ケーブル長・個数
(延長可能)
0 5m×1 5m×2個
7m×2個
5m×2個
7m×2個
10m×2個
5m×2個
7m×2個
10m×4個
電源 電池又は
ACアダプタ
電池又は
ACアダプタ
ACアダプタ ACアダプタ ACアダプタ
価格(税込) 20,900円 24,900円 33,900円 41,900円 49,900円

動作原理

室内に雑音を流すことにより、室内に設置された盗聴器の集音を妨害します。(特殊雑音発生器であり妨害電波発生装置ではありません)
また、壁・窓などに取付け雑音を流すことにより、これらを通しての以下の盗聴器による盗聴を防ぐための機器です。

コンクリートマイク コンクリートマイク
壁を通して盗聴する壁マイク型集音器です。集合住宅の隣部屋・上下階(上下部屋)・一戸建て等の内外壁から盗聴されます。
壁・床・天井に耳をつけて聞こえない場合でも、この集音機を使えばクリアに壁の向こう側の音を聞くことができます。
仮に隣室などでこの種の集音機器を使って隣の会話を盗聴していても、電波や音がでる物ではない為、その確認の術はありません。

レーザー盗聴器
室内で会話をしている場合、その声は空気を振動させています。その部屋の物・ガラスにもその振動が伝わります。
離れた場所から盗聴したい室内の物や窓にレーザー光線をあて、微小振動で変調された反射光から音声を復元(復調)して盗聴する方法。

レーザー盗聴器とコンクリートマイク レーザー盗聴器


人間が音を判別できる周波数(可聴周波数帯域)は20ヘルツ〜20000ヘルツ(20kHz)までの範囲とされており、 その中で最も人間が敏感に聞こえる周波数帯域が4000ヘルツ(4kHz)以下となっています。
通常の会話では150〜1000ヘルツの範囲です。
歌ったり、奇声をあげた場合でも、40〜3000ヘルツの範囲に収まります。
よって、0〜3000ヘルツ程度までの周波数帯域の雑音を発生させれば、会話は盗聴されなくなります。

下図は本装置が発生する雑音の周波数です。
3000ヘルツ(3kHz)前後までの範囲が濃くなっていることから、人の音声帯域を完全にカバーしていることがわかります。また、6000ヘルツ(6kHz)まで幅広い帯域の雑音を発生しているため、上記人間が敏感に聞こえる上限4000ヘルツ(4kHz)をカバーしています。
さらにこれにより、音声だけではなく生活音の盗聴も防ぎます。               1000ヘルツ = 1kHz 

盗聴妨害器発生周波数
1秒間の波形


RBK1 / RBK2 ポータブル型
型番 付属スピーカケーブル長・個数 価格(税込)
RBK1 本体内蔵スピーカのみ 20,900円
RBK2 本体内蔵スピーカ + 外部スピーカ(5mケーブル)×1 24,900円

盗聴妨害器RBK1 盗聴妨害器RBK2

小型・大音量のポータブル型盗聴防止装置。
室内の盗聴器・録音機器・録音マイク等への対策時はテーブル等に置き、コンクリートマイク対策・レーザー盗聴器対策には壁・窓の近くに置き、適度なボリュームに設定するだけで簡単にご利用可能。

盗聴妨害器RBKの電池 主要内部回路は以降のWBKシリーズと同じで、発生する特殊雑音も同一。
電池またはACアダプタ(付属)のどちらでも動作可能。
電池での連続動作時間は、国内有名ブランドアルカリ乾電池(9V006P型)で約7−10時間(音量中)、最大音量では約2−3時間。
本体サイズ 70×110×40mm(ボリューム・電池BOX等の突起部は含まず)
部品形状・色は写真と異なる場合があります。

RBK2は外部スピーカ1個付属。
本体内蔵スピーカと共に鳴らす以外に、本体内蔵スピーカは鳴らさずに外部スピーカのみ鳴らすことも可能。
ボリュームは一つのみ。各スピーカ音量を個別に設定することはできません。
外部スピーカに関しては、以降のWBKシリーズをご参照ください
スピーカケーブルは延長可能。ご注文時にお申しつけください。(追加料金 1mごとに100円)

セット内容   送料無料
RBK本体、ACアダプタ、取扱説明書      保証期間 1年
RBK2のみ追加付属 外部スピーカ(ケーブル長5m)×1個、シール型ケーブル留×10個、スピーカ取付けネジ(木ネジ)、スピーカ取付け両面テープ×1枚

盗聴妨害器RBK2セット

ご注意
RBK1には外部スピーカ接続端子はありませんので、ご購入後の外部スピーカ追加は不可。

RBK2、WBK4はレンタルも行っています。(その他機種は販売のみ)



WBK4 / WBK6 / WBK8 据置型

盗聴妨害機説明図


コンクリートマイク対策には、対象の壁にスピーカを取付けます。
人の声は、空気を振動させその振動が壁に伝わり、その壁の振動をコンクリートマイクが集音します。
この壁の振動は非常に微小なため、壁に直接取付けたスピーカからの雑音が打ち消します。
室内盗聴器に対しては、その設置場所が不明な場合は、壁面近くや家具・電気製品の近くになど、盗聴器が設置されていそうな所にできる限り多くのスピーカを設置します。また、話をする人の近くにも設置します。

ケーブル長は変更可能
型番 付属スピーカケーブル長・個数 価格(税込)
WBK4 4個  5m×2、7m×2 33,900円
WBK6 6個  5m×2、7m×2、10m×2 41,900円
WBK8 8個  5m×2、7m×2、10m×4 49,900円


盗聴防止装置

盗聴妨害装置スピーカ      盗聴妨害器スピーカ

この商品は、本体に接続したスピーカから雑音を発生させ、その雑音により盗聴を妨害する装置です。
写真はWBK8。この場合、スピーカは8個付属。
一つのボリュームで2つのスピーカの音量をコントロール。
WBK4は4つ、WBK6は6つのスピーカが付属し、それぞれ2つと3つのボリュームで音量を調節。

外部スピーカ取付に関して

壁・天井への取付
隣室・上階からのコンクリートマイク対策。
取付用木ネジが付属していますので、壁面・天井面へ取付けます。
ネジをご利用できない場合は、壁のと間に家具等で挟み込みます。
また、突っ張り棒等で挟み込む方法もあります。
付属の両面テープだけでは、壁紙の種類によっては接着できない場合があります。特に天井に取付ける場合は落下の危険性がありますのでご注意ください。
詳しくはよくあるお問い合わせをご参照ください。

床への取付
階下からのコンクリートマイク対策には、床面に置くだけです。
よりスピーカを床面に密着させるには、500mlペットボトル程度の重さの物をスピーカの上に置いてください。

ガラス面への取付
窓ガラスに付属両面テープで取り付け、レーザー盗聴器対策・コンクリートマイク対策として利用します。
レーザー盗聴器対策で、透明なガラスで使用する場合は、カーテンなどを閉めて使用することが前提となります。(室内の物体にレーザーを照射されない様にするため)

室内への設置
室内に設置された盗聴器・集音器・集音マイク・録音装置を妨害することに利用することもできます。
室内の盗聴器等が設置されていそうな場所の近くに設置します。(スピーカを置くだけ)
6畳程度の部屋では、ボリュームを上げすぎると1個でも会話が成立しない程の音量があります。

サイズ
本体(WBK4/6/8共通) 175×110×45mm(ボリューム等の突起部は含まず)
スピーカ 55×75×30mm(取付金具等の突起部は含まず)

盗聴妨害器WBK4セット

セット内容   送料無料
WBK本体、ACアダプタ、スピーカ(個数・ケーブル長は別記)、シール型ケーブル留(1mに1個の割合の個数)、スピーカ取付けネジ(木ネジ)、スピーカ取付け両面テープ、取扱説明書
保証期間 1年


スピーカケーブルは延長可能です。ご注文時にお申しつけください。この場合、通常よりも1〜2日お時間をいただきます。(追加料金 1mごとに100円)
ご購入後のスピーカケーブル延長は以下の商品をご利用いただくことで可能です。
  スピーカ延長ケーブル  5m WBK-C5 1,300円 / 10m WBK-C10 1,700円 / 20m WBK-C20 2,500円

スピーカ数増設・各種機能変更などできる限りあらゆるご要望に答えます(有料)。お問合せください。

性能をご確認いただく場合は盗聴妨害器レンタルをご利用ください。ご利用後新品お買上げの場合、レンタル料金は1/3になります。


ご注意!
ご注文方法、お問い合わせ先

弊社による盗聴盗撮発見調査業務ご案内


よくあるお問合せ
 「スピーカ」に関するお問合せ

コンクリートマイク対策として使う場合、スピーカの数はいくつが最適ですか?
設計上は2.5m×2.5mの面積に1つの割合(ボリューム50%程度)ですが、1つの壁面にこの割合よりも多くスピーカを設置することにより、各スピーカの音量を下げて自室内の雑音レベルを下げることができます。
柱などで壁が分かれている場合は、上記面積に関わらず各壁にスピーカを設置する必要があります。
取付面の形状・材質やスピーカの密着度・音量などにより、有効範囲は大きく変わります。

室内に設置された盗聴器を妨害するにはスピーカをどこに設置すればいいですか?
盗聴器・盗聴マイクそのものを取り外すことがベストですが、それができない場合は本装置で盗聴防害することが可能です。
盗聴器は物陰・コンセント部分・物の中に仕込まれている場合が多くあります。
よって、スピーカを家具などが設置されている各壁や、部屋の隅などに置くことで盗聴器マイクとスピーカの距離を近づけることとなり、妨害の効果が高くなると考えられます。
また、テーブル周りに取付けられている盗聴器に対しては、テーブル上にも1つスピーカを置くことにより対応します。
音量は、ボリューム50%〜80%程度に設定します。
人の近くに設置するスピーカは、通常音声で相手との会話が成立する程度に設定します。
その他、離れた所に設置するスピーカはできるだけ音量を大きくしてください。(状況に応じた常識的な範囲の音量にしてください。)

コンクリートマイク対策にも有効ですか?
コンクリートマイクは空気中の声の振動を壁・天井・床・窓を通して集音しているため、声よりも大きい音量の雑音を流すことで妨害することができます。
ただし、あまり雑音音量を大きくすると室内がうるさくなり会話もしにくいため、適度な音量に設定する必要があります。
よって、対象となる壁・天井・床面・窓の近くに設置することをお勧めします。
付属ネジ又は両面テープで壁・天井・床面に密着して取付けると、音量を下げて室内雑音を低く抑えることができます。

スピーカ音量はどれくらいに設定すればいいですか?
このスピーカはボリューム最大ではかなりの音量になります。
最大ボリュームでは、スピーカ近くでは会話自体が成立しません。(通常音声で話す相手の声が聞き取りにくいため)
6畳−12畳程度の部屋では50%〜80%程度のボリューム設定で、十分に盗聴防止機器として機能します。
どうしてもご不安な場合は、会話の邪魔にならない程度のできる限り大きな音量に設定してください。

室内盗聴器に対する音量を簡易的に判断するには、WBK動作状態で通常の会話を行い、その間ICレコーダー等で部屋内の複数箇所で録音します。
後でそれを再生して、録音された会話音量とWBK雑音音量からスピーカの設置場所や音量を設定してください。

賃貸なのでネジ・両面テープ共に使わずに取付ける方法はありませんか?
本装置の効果を十分に発揮させる場合は、どちらかを使っていただく必要があります。
ただし、タンスや本棚などの家具で、スピーカを壁などに十分に密着させることができれば同様の効果があります。
どうしても密着させることができない場合は、壁・天井の近くに設置して、通常よりも少し大きめの音量に設定することにより効果が得られます。
階下からの盗聴対策の場合は、スピーカ上にある程度の重さの物を載せることにより、簡単に床面に密着させることができます。

ホットボンド(グルーガン)を使う方法
スティック状になった樹脂を熱で溶かして、液体状になった樹脂を先端から出すことで接着剤として使うものです。溶けた樹脂は冷えるとすぐに固まるので、通常のボンドや接着剤とは異なり、接着するまでの待ち時間が非常にに短いのが特徴です。
また、固まって完全に接着しても、力をかけると「パキッ」という感じて綺麗に取り外せます。
薄い壁紙等に接着すると破れる、薄いガラス面は割れる、塗装面は剥がれる恐れがあります。また、材質によっては接着剤の跡が残り、きれいにはがれないことがあります。
弊社でも元通りに綺麗に取り外すために、短期間のカメラレンタルの取付工事で使用することがあります。
ホームセンターなどで販売されています。また、一部の100円ショップでも販売されていることがあります。
盗聴妨害装置スピーカー取付

壁が固くてネジ留めできません
石膏ボードやコンクリート面に取付ける場合は、専用のドリル・ネジが必要となります。
ただし、通常のドリルや穴あけ工具でも時間をかければネジ穴はあけることができます。
コンクリート用ネジ・ビットはホームセンター等でお求めください。
表面が平らなコンクリート面では、両面テープだけで十分な効果が得られます。この場合、本商品の両面テープでは粘着力が弱い時は、表札貼り付けなどに利用される強力な両面テープをホームセンターなどでお買い求めください。
どうしてもネジ留めできない場合は、壁の近くにスピーカを設置して、通常用も大きめの音量に設定することにより、盗聴妨害器としての効果を発揮することができます。

 「ガラス面へのスピーカ取付」に関するお問合せ

窓にスピーカを取付けるにはどうすればいいですか?
窓への取付は付属両面テープのみでの取付となります。開閉に問題がない場所に取付けてください。
ベランダにつながる大きな窓でも、施錠した状態では片側に取付けた一つのスピーカで十分な効果が得られます。(レーザー盗聴器に対して)
ただし施錠していない場合は、サッシ部分の密着が弱いため反対側の窓に雑音が伝わりにくくなります。
窓ガラスにスピーカを取付けることができない場合は、スピーカを窓の近くに置くことでも対策可能です。
ホットボンド(グルーガン)による取付もご参照ください。

どれくらいの音量に設定すれば良いのかわかりません
レーザー盗聴器(レーザーマイクロホン)は空気中を伝わった声の振動が室内の物や窓に伝わり、その振動がレーザー光線の反射光に伝わります。
スピーカからの雑音は、空気中から窓に伝わる声の振動よりも、はるかに窓を振動させます。
よって、あまり大きな雑音を発生させる必要はありません。
一般的な窓では、ボリュームを50%〜80%程度に設定すれば十分な効果が発揮できます。
ベランダなどの窓の場合は、窓の外側に耳をつけて室内音声が妨害機の雑音でかき消されているか確認できます。
窓が透明な場合は、室内の物にレーザー光線をあてられない様、カーテンなどで遮ることをお勧めします。
ご自身での設定方法は取扱説明書に解説しております。

両面テープはきれいにはがれますか?
窓に貼ったものは市販の剥がし液できれいに剥がせます。
コンクリートマイク対策として室内壁に貼った場合は、壁紙がはがれる恐れがあります。また、壁そのものの材質を傷める恐れがあります。

 「RBKシリーズ」に関するお問合せ

RBK本体はどこに設置すればいいですか? (RBK1/RBK2)
室内にある盗聴器・録音装置対策には、それらがありそうな場所の近くに設置することがベストです。
ただし、どこにあるかわからない場合は、話者に近い場所に設置してください。
コンクリートマイク対策では、対象となる壁・天井・床などの近くに設置してください。
また、レーザー盗聴器対策では、対象となる窓の近くに設置してください。

スピーカ音量はどれくらいに設定すればいいですか? (RBK1/RBK2)
本体内蔵のスピーカはボリューム最大ではかなりの音量になります。
最大ボリュームでは、RBK本体近くでは会話自体が成立しません。(通常音声で話す相手の声が聞き取りにくいため)
6畳−12畳程度の部屋では50%〜80%程度のボリューム設定で、十分に盗聴防止機器として機能します。
どうしてもご不安な場合は、会話の邪魔にならない程度のできる限り大きな音量に設定してください。

室内盗聴器に対する音量を簡易的に判断するには、RBK動作状態で通常の会話を行い、その間ICレコーダー等で部屋内の複数箇所で録音します。
後でそれを再生して、録音された会話音量とRBK雑音音量から設置場所や音量を設定してください。

コンクリートマイク対策にも有効ですか? (RBK1/RBK2)
コンクリートマイクは空気中の声の振動を壁・窓を通して集音しているため、声よりも大きい音量の雑音を流すことで妨害することができます。
ただし、あまり雑音音量を大きくすると室内がうるさくなり会話もしにくいため、適度な音量に設定する必要があります。
よって、対象となる壁・天井・床面・窓の近くに設置することをお勧めします。

RBK1に外部スピーカを取付けられますか? (RBK1)
RBK1本体には外部スピーカ接続端子が無いため不可能です。

 「WBKシリーズ(共通)」に関するお問合せ

1台の本体で2つの部屋にスピカーを設置できますか? (WBK4/6/8)
ドア部分に隙間などがあり、スピーカケーブルに負荷がかからない状態で配線できるならば可能です。
スピーカケーブルの直径は約2.5mmです。
穴などに配線を通す場合は、本体に接続するプラグ部分の直径(約10mm)以上の大きさが必要です。
ご注文時にケーブルの延長は可能です。(追加料金 1mごとに100円)

「全機種共通」のお問合せ

デジタル電波の盗聴器や集音マイクにも有効ですか?
本装置の妨害方法は、幅広い周波数帯域の特殊雑音で集音防止するものです。
よって、アナログ・デジタルの方式を問わず、また有線・無線の方式も問わず、あらゆる盗聴器・集音装置に対して有効です。
また、カセットテープレコーダー・ICレコーダー等の録音機器の録音防止にも有効です。

就寝時に利用することはできますか(寝るのに邪魔になりませんか)?
この装置は盗聴を妨害する機器です。
会話をしない就寝時のご利用は、開発段階から想定しておりません。
正常な睡眠を得るため、就寝時のご利用はお控えください。

隣室からコンクリートマイクで盗聴されているのを発見することはできますか? (Q&Aから転載)
結論から言えば、発見・検出することは不可能です。
コンクリートマイク自体は電波等を発生するものではなく、単なる高性能マイクと増幅アンプを組み合わせた装置です。
ゆえに、受信機・電波探知器などの機器は一切反応しません。
厳密に言えば、コンクリートマイク自体も電気製品ですので動作時には微弱な電磁波を発生しますが、あまりにも弱いため室内にある電気製品の電磁波や屋外から進入する電波などにより完全に打ち消されます。
したがって、相手の部屋に入って確認しない限りコンクリートマイクを使って盗聴しているかどうかを判断することはできません。(この様なことは不可能)
ご不安な場合は、対象となる壁・天井・床面に盗聴を妨害する雑音を流す方法しかありません。
上記解説は窓にレーザー光線をあてて盗聴するレーザー盗聴器にもあてはまります。
一戸建ての外壁からコンクリートマイクを利用して盗聴されている場合は、屋外に隠しカメラをしかけて犯人を特定することが可能です。
【追加事項】
弊社に室内の盗聴盗撮調査をご依頼のお客様で、隣室からのコンクリートマイクによる盗聴も不安に感じられている方が多くおられます。
これらのお客様の中で、既にコンクリートマイクをご自分でも購入されている場合があります。
隣がコンクリートマイクを使って盗聴しているかどうかや、隣室内の会話で自分のことを話していないかを確認するための様です。
弊社としては、この様な行為は絶対にお勧め致しません。
常時コンクリートマイクの音声を確認したり、不在時に録音したものを確認する作業は、非常に時間の無駄であると共に、精神的にも追い込まれます。

これとは違い、盗聴器電波・無線盗撮カメラ電波を妨害する妨害電波発生装置はありせんか? (Q&Aから転載)
まず、一般的な無線式盗聴器の電波は百〜数百mの飛距離があることを念頭においてください。
妨害電波発信器なるものは市販されていて、調査に訪れたお客様が既にご購入されている場合があります。
この種の妨害電波発振器は広い周波数帯域で微弱な雑音電波を発生しています。
この電波は非常に弱いものですが、妨害電波発生装置のすぐ近くでの盗聴電波受信は防げます。
下図の青色の範囲での盗聴電波の受信を防ぎます。(受信機Aの位置では受信不可能)
弊社の実測では、妨害電波発生器から5mも離れると効果がなく盗聴器が集音した音をクリアに聞くことができます。(受信機Bの位置)
盗聴器のすぐ近くで受信していることは希ですので、この様な装置は一般的な盗聴には効果がないということです。
この妨害電波装置の出力を強くすると100mでも200mでも盗聴できないエリアを広げることができます。
電波出力を強くしてそのエリアを下図のピンク色の範囲(200mと仮定)とすると、その範囲での盗聴器電波の受信は全くできなくなります。(受信機A・B・C全ての位置で受信不可能)

妨害電波発生器イメージ図

しかし、現実的にこのような妨害電波発生器を利用することはできません。 電波法違反となります
仮に利用したとすると、近隣のテレビ・ラジオ・ステレオ・電子ピアノ・電話など様々な電子機器に、雑音が混入する・誤動作する・映像が乱れたりします。
こうなると、ご近所が放送局・電話会社・電機メーカー・警察等に問い合わせ、容易に不法電波による影響と判別して総務省に連絡します。
これとは別に総務省電波管理室は、複数の場所から24時間体制で25〜3000MHzの電波を自動監視していて、この様な不正電波を発見すると三点測量で大まかな場所を割り出し、最終的には探索車でその発生源を特定します。
結論としては、この様な盗聴電波妨害用の妨害電波発信機は技術的には可能ですが、日本国内の一般的な住宅地・集落などでの利用は不可能です。
また、数千円〜数万円程度の微弱・小電力の電磁波発生装置では上の解説通り、妨害電波発生装置としての効果を期待することはできません。
逆にこの様なものを利用していると、盗聴器が付いている場合には以後の被害を大きくする可能性があります。
上記記載は、無線妨害電波で盗撮カメラ映像電波を妨害するという機器にもあてはまります。

総務大臣の免許を受けずに無線局を開設し、又は運用した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。


ご注文方法、お問い合わせ先

弊社による盗聴盗撮発見調査業務ご案内