コンクリートマイク対策の盗聴防止器に関するご質問と回答集

盗聴妨害装置に関するQ&Aitem detail

Q&A (盗聴妨害器)

よく受けるご質問や、メール等でいただいた代表的なご質問にお答えしています。


1.窓にスピーカーを取付けるにはどうすればいいですか?

2.両面テープはきれいにはがれますか?

3.コンクリートマイク対策として使う場合、スピーカーの数はいくつが最適ですか?

4.室内に設置された盗聴器を妨害するにはスピーカーをどこに設置すればいいですか?

5.コンクリートマイク対策に有効ですか?

6.スピーカー音量はどれくらいに設定すればいいですか?

7.賃貸なのでネジ・両面テープ共に使わずに取付ける方法はありませんか?

8.壁が固くてネジ留めできません

9.RBK本体はどこに設置すればいいですか? (RBK1/2)

10.RBK1に外部スピーカーを取付けられますか? (RBK1)

11.1台の本体で2つの部屋にスピカーを設置できますか? (WBK4/6/8)

12.デジタル電波の盗聴器や集音マイクにも有効ですか?

13.就寝時に利用することはできますか(寝るのに邪魔になりませんか)?

14.隣室からコンクリートマイクで盗聴されているのを発見することはできますか? (Q&Aから転載)

15.これとは違い、盗聴器電波・無線盗撮カメラ電波を妨害する妨害電波発生装置はありせんか? (Q&Aから転載)


Q: 窓にスピーカーを取付けるにはどうすればいいですか?
A: 窓への取付は付属両面テープのみでの取付となります。開閉に問題がない場所に取付けてください。
ベランダにつながる大きな窓でも、施錠した状態では片側に取付けた一つのスピーカーで十分な効果が得られます。(レーザー盗聴器に対して)
ただし施錠していない場合は、サッシ部分の密着が弱いため反対側の窓に雑音が伝わりにくくなります。
窓にスピーカーを取付けることができない場合は、窓の近くに置くことで十分対策可能です。
窓が透明な場合は、室内の物にレーザー光線をあてられない様、カーテンなどで遮ることをお勧めします。
ホットボンド(グルーガン)による取付もご参照ください。
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Q: 両面テープはきれいにはがれますか?
A: 窓に貼ったものは市販の剥がし液できれいに剥がせます。
コンクリートマイク対策として室内壁に貼った場合は、壁紙がはがれる恐れがあります。また、壁そのものの材質を傷める恐れがあります。
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Q: コンクリートマイク対策として使う場合、スピーカーの数はいくつが最適ですか?
A: 設計上は2.5m×2.5mの面積に1つの割合(ボリューム50%程度)ですが、1つの壁面にこの割合よりも多くスピーカーを設置することにより、各スピーカーの音量を下げて自室内の雑音レベルを下げることができます。
柱などで壁が分かれている場合は、上記面積に関わらず各壁にスピーカーを設置する必要があります。
取付面の形状・材質やスピーカーの密着度・音量などにより、有効範囲は大きく変わります。
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Q: 室内に設置された盗聴器を妨害するにはスピーカーをどこに設置すればいいですか?
A: 盗聴器・盗聴マイクそのものを取り外すことがベストですが、それができない場合は本装置で盗聴防害することが可能です。
盗聴器は物陰・コンセント部分・物の中に仕込まれている場合が多くあります。
よって、スピーカーを家具などが設置されている各壁や、部屋の隅などに置くことで盗聴器マイクとスピーカーの距離を近づけることとなり、妨害の効果が高くなると考えられます。
また、テーブル周りに取付けられている盗聴器に対しては、テーブル上にも1つスピーカーを置くことにより対応します。
音量は、ボリューム50%〜80%程度に設定します。
人の近くに設置するスピーカーは、通常音声で相手との会話が成立する程度に設定します。
その他、離れた所に設置するスピーカーはできるだけ音量を大きくしてください。(状況に応じた常識的な範囲の音量にしてください。)
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Q: コンクリートマイク対策に有効ですか?
A: コンクリートマイクは空気中の声の振動を壁・窓を通して集音しているため、声よりも大きい音量の雑音を流すことで妨害することができます。
ただし、あまり雑音音量を大きくすると室内がうるさくなり会話もしにくいため、適度な音量に設定する必要があります。
よって、対象となる壁・天井・床面・窓の近くに設置することをお勧めします。
付属ネジ又は両面テープで壁・天井・床面に密着して取付けると、音量を下げて室内雑音を低く抑えることができます。
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Q: スピーカー音量はどれくらいに設定すればいいですか?
A: このスピーカーはボリューム最大ではかなりの音量になります。
最大ボリュームでは、スピーカー近くでは会話自体が成立しません。(通常音声で話す相手の声が聞き取りにくいため)
6畳−12畳程度の部屋では50%〜80%程度のボリューム設定で、十分に盗聴防止機器として機能します。
どうしてもご不安な場合は、会話の邪魔にならない程度のできる限り大きな音量に設定してください。
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Q: 賃貸なのでネジ・両面テープ共に使わずに取付ける方法はありませんか?
A: 本装置の効果を十分に発揮させる場合は、どちらかを使っていただく必要があります。
ただし、タンスや本棚などの家具で、スピーカーを壁などに十分に密着させることができれば同様の効果があります。
どうしても密着させることができない場合は、壁・天井の近くに設置して、通常よりも少し大きめの音量に設定することにより効果が得られます。
階下からの盗聴対策の場合は、スピーカー上にある程度の重さの物を載せることにより、簡単に床面に密着させることができます。

ホットボンド(グルーガン)を使う方法
スティック状になった樹脂を熱で溶かして、液体状になった樹脂を先端から出すことで接着剤として使うものです。溶けた樹脂は冷えるとすぐに固まるので、通常のボンドや接着剤とは異なり、接着するまでの待ち時間が非常にに短いのが特徴です。
また、固まって完全に接着しても、力をかけると「パキッ」という感じて綺麗に取り外せます。
薄い壁紙等に接着すると破れる、薄いガラス面は割れる、塗装面は剥がれる恐れがあります。また、材質によっては接着剤の跡が残り、きれいにはがれないことがあります。
弊社でも元通りに綺麗に取り外すために、短期間のカメラレンタルの取付工事で使用することがあります。
ホームセンターなどで販売されています。また、一部の100円ショップでも販売されていることがあります
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Q: 壁が固くてネジ留めできません
A: 石膏ボードやコンクリート面に取付ける場合は、専用のドリル・ネジが必要となります。
ただし、通常のドリルや穴あけ工具でも時間をかければネジ穴はあけることができます。
コンクリート用ネジ・ビットはホームセンター等でお求めください。
表面が平らなコンクリート面では、両面テープだけで十分な効果が得られます。この場合、本商品の両面テープでは粘着力が弱い時は、表札貼り付けなどに利用される強力な両面テープをホームセンターなどでお買い求めください。
どうしてもネジ留めできない場合は、壁の近くにスピーカーを設置して、通常用も大きめの音量に設定することにより、盗聴妨害器としての効果を発揮することができます。
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Q: RBK本体はどこに設置すればいいですか? (RBK1/2)
A: 室内にある盗聴器・録音装置対策には、それらがありそうな場所の近くに設置することがベストです。
ただし、どこにあるかわからない場合は、話者に近い場所に設置してください。
コンクリートマイク対策では、対象となる壁・天井・床などの近くに設置してください。
また、レーザー盗聴器対策では、対象となる窓の近くに設置してください。
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Q: RBK1に外部スピーカーを取付けられますか? (RBK1)
A: RBK1本体には外部スピーカー接続端子が無いため不可能です。
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Q: 1台の本体で2つの部屋にスピカーを設置できますか? (WBK4/6/8)
A: ドア部分に隙間などがあり、スピーカーケーブルに負荷がかからない状態で配線できるならば可能です。
スピーカーケーブルの直径は約2.5mmです。
穴などに配線を通す場合は、本体に接続するプラグ部分の直径(約10mm)以上の大きさが必要です。
ご注文時にケーブルの延長は可能です。(追加料金 1mごとに100円)
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Q:デジタル電波の盗聴器や集音マイクにも有効ですか?
A: 本装置の妨害方法は、幅広い周波数帯域の特殊雑音で集音防止するものです。
よって、アナログ・デジタルの方式を問わず、また有線・無線の方式も問わず、あらゆる盗聴器・集音装置に対して有効です。
また、カセットテープレコーダー・ICレコーダー等の録音機器の録音防止にも有効です。
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Q:就寝時に利用することはできますか(寝るのに邪魔になりませんか)?
A:この装置は盗聴を妨害する機器です。
会話をしない就寝時のご利用は、開発段階から想定しておりません。
正常な睡眠を得るため、就寝時のご利用はお控えください。
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Q:隣室からコンクリートマイクで盗聴されているのを発見することはできますか? (Q&Aから転載)
A:結論から言えば、発見・検出することは不可能です。
コンクリートマイク自体は電波等を発生するものではなく、単なる高性能マイクと増幅アンプを組み合わせた装置です。
ゆえに、受信機・電波探知器などの機器は一切反応しません。
厳密に言えば、コンクリートマイク自体も電気製品ですので動作時には微弱な電磁波を発生しますが、あまりにも弱いため室内にある電気製品の電磁波や屋外から進入する電波などにより完全に打ち消されます。
したがって、相手の部屋に入って確認しない限りコンクリートマイクを使って盗聴しているかどうかを判断することはできません。(この様なことは不可能)
ご不安な場合は、対象となる壁・天井・床面に盗聴を妨害する雑音を流す方法しかありません。
上記解説は窓にレーザー光線をあてて盗聴するレーザー盗聴器にもあてはまります。
一戸建ての外壁からコンクリートマイクを利用して盗聴されている場合は、屋外に隠しカメラをしかけて犯人を特定することが可能です。
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Q:これとは違い、盗聴器電波・無線盗撮カメラ電波を妨害する妨害電波発生装置はありせんか? (Q&Aから転載)
A:まず、一般的な無線式盗聴器の電波は百〜数百mの飛距離があることを念頭においてください。
妨害電波発信器なるものは市販されていて、調査に訪れたお客様が既にご購入されている場合があります。
この種の妨害電波発振器は広い周波数帯域で微弱な雑音電波を発生しています。
この電波は非常に弱いものですが、妨害電波発生装置のすぐ近くでの盗聴電波受信は防げます。
下図の青色の範囲での盗聴電波の受信を防ぎます。(受信機Aの位置では受信不可能)
弊社の実測では、妨害電波発生器から5mも離れると効果がなく盗聴器が集音した音をクリアに聞くことができます。(受信機Bの位置)
盗聴器のすぐ近くで受信していることは希ですので、この様な装置は一般的な盗聴には効果がないということです。
この妨害電波装置の出力を強くすると100mでも200mでも盗聴できないエリアを広げることができます。
電波出力を強くしてそのエリアを下図のピンク色の範囲(200mと仮定)とすると、その範囲での盗聴器電波の受信は全くできなくなります。(受信機A・B・C全ての位置で受信不可能)

盗聴妨害電波発信機
妨害電波発生器イメージ図

しかし、現実的にこのような妨害電波発生器を利用することはできません。電波法違反となります
仮に利用したとすると、近隣のテレビ・ラジオ・ステレオ・電子ピアノ・電話など様々な電子機器に、雑音が混入する・誤動作する・映像が乱れたりします。
こうなると、ご近所が放送局・電話会社・電機メーカー・警察等に問い合わせ、容易に不法電波による影響と判別して総務省に連絡します。
これとは別に総務省電波管理室は、複数の場所から24時間体制で25〜3000MHzの電波を自動監視していて、この様な不正電波を発見すると三点測量で大まかな場所を割り出し、最終的には探索車でその発生源を特定します。
結論としては、この様な盗聴電波妨害用の妨害電波発信機は技術的には可能ですが、日本国内の一般的な住宅地・集落などでの利用は不可能です。
また、数千円〜数万円程度の微弱・小電力の電磁波発生装置では上の解説通り、妨害電波発生装置としての効果を期待することはできません。
逆にこの様なものを利用していると、盗聴器が付いている場合には以後の被害を大きくする可能性があります。
上記記載は、無線妨害電波で盗撮カメラ映像電波を妨害するという機器にもあてはまります。

総務大臣の免許を受けずに無線局を開設し、又は運用した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。
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