大阪府下、盗聴器電波状況調査結果
大阪府近郊の盗聴電波調査結果 |
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この項目は2000年に作成されたものです。
近々再調査を行い、こちらで報告致します。
尚、掲載・放送内容に直接関わることは記載していません。
調査日 1999年12月中旬、2000年1月上旬の計2日間
調査時間 合計16時間
調査方法 2台の受信機・広帯域アンテナにて、市販盗聴器周波数2波を受信しながら走行
盗聴電波調査結果 |
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以下にその一部を記述。
- 大阪市内店舗
食品関係のチェーン店店舗。
店に来られるお客さんの声よりも、厨房内の店員の声の方が大きく聞こえる。
店長が従業員管理に使っているものと思われる。 - 大阪市内工場
金属加工の音と、テレビの音が聞こえる。
経営者不在のため、何も説明せずに後にする。
この場合も従業員管理の可能性が強い。 - 大阪市内繁華街ホテル
AVビデオの音声をバックに、男女の会話が聞こえる。
おそらく何者かが客として入室して盗聴器を仕掛けたのだろう。 - 大阪府下住宅地
子供部屋(若い男性)の部屋に仕掛けられている模様。
楽器を演奏する音が続く。
ディレクターが父親に取材要請するが、必要がないとのこと。
親が子供の素行を監視するために使用している模様。 - 和泉市団地
盗聴波受信。話し声などはしなかったが、生活音が受信される。 - 大阪市内鍼灸院
電波が出ているのは確認できたが、日曜日であったため無人で無音。
看板に表示されている電話番号に電話してみると、受信機からベルが鳴るのが聞こえる。 - 大阪市内マンション
若い男性の一人暮らしの模様。
オートロック、周辺ビルによる電波の乱反射、及び取材時間の関係で部屋は特定できず。 - 大阪市内マンション
男女が生活している模様。
場所の特定にかかろうとすると、電波が途切れてしまったため、2人の内のどちらかが盗聴器を使用していると思われる。 - 市内ワンルームマンション
女性が電話で話をしているのが聞こえる。
通話相手の声が聞こえないため室内音盗聴器と断定。
電波発信源の特定や取材交渉及び取材などにかなりの時間が割かれたので、盗聴電波の数だけを調べた場合には、もっと発見されたと思われる。
今回発見された14波の内、5波が従業員管理に使用されている模様。
この様な場合、取材ディレクターが店長・代表等にメモ・電話で取材を要請するが、素っ気なく拒否されることですぐに判別できる。(普通ならば本当かどうか盗聴電波を確認されたり、すぐに取り外しを要望されると思います。)
また、一般の家庭においても家族間で盗聴している傾向がうかがえた。
弊社でも今回の調査により、改めて盗聴器が氾らんしていることを認識しました。
弊社では流し調査の業務形態は一切とっておりません。
今回の不審電波調査はあくまでも取材に応えての、盗聴の実情把握だけのためです。
今回の不審電波調査はあくまでも取材に応えての、盗聴の実情把握だけのためです。